2005-03-22 第162回国会 参議院 文教科学委員会 第4号
昨年の通常国会で栄養教諭制度創設を図る法改正が行われた好機でもあります。子供の心身の健康を守り育てることを目的とする栄養教諭制創設は、時代の要請ではないかというふうに考えております。仏作って魂入れずの轍を踏むことは許されません。このためにも、制度創設の目的にかなう実効性確保策が眼目となっています。
昨年の通常国会で栄養教諭制度創設を図る法改正が行われた好機でもあります。子供の心身の健康を守り育てることを目的とする栄養教諭制創設は、時代の要請ではないかというふうに考えております。仏作って魂入れずの轍を踏むことは許されません。このためにも、制度創設の目的にかなう実効性確保策が眼目となっています。
○政府参考人(田中壮一郎君) 先生御指摘いただいておりますように、栄養教諭制度創設に当たりましては、現在の学校栄養職員の方々が必要な単位を修得し免許を取得して円滑に栄養教諭に移行していただくことが大変大事だろうと思っておるところでございまして、そのためには必要な単位を短期間で集中的に取る必要があるわけでございますので、私どもといたしましては、十七年度の夏休み、もしも足りなかったら冬休み等も活用いたしまして
○政府参考人(田中壮一郎君) 御指摘のように、栄養教諭制度の創設に当たりましては、地方の自主性を尊重するという地方分権の趣旨あるいは学校給食の実施そのものが義務とはされていないというようなことを踏まえて、地方公共団体が地域の実情に応じてその配置について判断するということとさせていただいておるわけでございますけれども、私どもといたしましては、この栄養教諭制度創設の意義というものを各地方公共団体に十分認識
他方、今回の法案では定数そのものは増えないこととなっていますが、栄養教諭制度創設の趣旨からすれば、より多くの栄養教諭が子供たちのためにそれぞれの学校に配置されることが望ましいと考えます。将来的には栄養教諭の定数改善をどのようにお考えか、お聞かせをいただきたいと思います。
食に関する指導の充実を目的とする今回のこの栄養教諭制度創設の趣旨にかんがみますならば、一人でも多くの栄養教諭の配置が進むことは望ましいと考えておるわけでありますけれども、昨今の社会情勢のもとで大幅な定員増を図るということはなかなか難しい状況にあろうかと思っております。
学校給食に携わる栄養職員の間で、今回提案の栄養教諭制度創設の中身を検討、論議してみましたけれども、この栄養教諭制度の目的を達成するためには、単独調理方式の場合でも、食教育、指導に携わる栄養教諭と、今までどおり栄養士の業務を担う職員の、少なくとも二名以上の栄養職員が必要になってきます。
○河村国務大臣 鈴木先生から、学校栄養教諭制度創設へ向けての歴史的な課題、そして今日の状況をお踏まえいただいて、総括をしていただいたわけでございます。